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笑い学カフェ

 マスターの鳶野です。紅葉の待ち遠しい頃となりました。いつもカフェをご贔屓下さりありがとうさんです。

前回は、医療や看護の現場におけるユーモアと笑いの有効性について、古谷昭雄氏が話題提供されました。表情と感情の関連性、ユーモアと笑いの相違、ご紹介いただいた看護師養成における「ユーモア」に関する授業実践の事例などをめぐって、あれこれと話題が膨らみました。あっという間の1時間半でした。カフェの後、直接ご来店下さった方々と近くの居酒屋で楽しく「飲用アルコールでの体内消毒」を催しました。

さて、諸般の都合で次回の営業日は来月12月2日(土)です。話題提供は、新聞記者を退かれた後、現在は上方噺研究家として活躍されている彦坂真一郎(狐狸窟彦兵衛)氏です。テーマは「「浪花百景」でたどる上方落語」です。以下、氏から頂いた内容紹介をそのまま掲載します。


「浪花百景」は、幕末の絵師3人が分担して大坂名所100か所を描いた錦絵のシリーズです。四天王寺や住吉大社などの有名社寺や、大川に架かる天満橋、天神橋、難波橋の三大橋はじめとした名所を当時の風俗を交えて、色美しく描いています。
こうした名所は、落語の舞台にもしばしば登場し、庶民の生活を戯画化したフィクションの世界に「ほんまにあった」ような現実感を与えています。落語に登場する名所を浪花百景を手掛かりに訪ね、大阪の風土や歴史に思いをいたして噺の世界の笑いを少々立体的に楽しみたいと思います。


上方落語への深い見識と洞察に基づく大変楽しいお話となりそうです。
ご常連さんはもちろん、落語を愛する方々、どうぞお気軽にお立ち寄りください。今回も、閉店後の会食を予定しています。ご用とお急ぎでない方はどうぞおつきあいを。
(鳶野 克己)

*Zoom参加が可能な店構えにいたします。Zoomでのご来店をご希望の方は、お手数ですが、事務局までメールでお知らせ下さい。追って事務局から、Zoom用のミーティングIDとパスコードをお伝えします。

第16回笑い学カフェ

テーマ:

「浪花百景」でたどる上方落語

開催日時:

2023年12月2日(土)午後3時30分〜5時頃

会場:

日本笑い学会事務局(大阪市北区西天満4-7-12 昭和ビル201)

参加費:

無料(茶菓のご持参や差し入れ大歓迎)

参加方法:

*事前申し込みは不要。ビルと店の玄関は開いています。
お問い合わせは事務局まで。

TEL:06−6360−0503

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